■Online Journal NAGURICOM
沢栄の「さらばニッポン官僚社会」
<緊急速報3> 首都圏に放射能

(2011年3月22日PM2:00)

東京都内の新宿区など首都圏の各種放射能水準測定調査で、3月21日午前9時頃から大気中の放射線量が急増し、過去の平均値範囲を上回って推移していることが分かった。 福島原発事故の影響とみられる。 東京大学の調査によれば、東京・本郷の2カ所中1カ所で空間ガンマ線量率μSv/h(マイクロシーベルト毎時)は、21日AM8時の時点で0.09を記録し、平常値(0.05〜0.1)の範囲内だったものが、同9時には0.18に倍増し、以後上昇傾向を示して翌22日AM9時時点で0.30に達した。

文部科学省の調査でも、東京・新宿区、埼玉県さいたま市などで3月21日AM9-10時の時間帯に同様の上昇を示した。 東京都の調査も、新宿区で21日には最大値で前日の2倍超の0.147マイクログレイ毎時を記録した。