■Online Journal NAGURICOM 沢栄の「さらばニッポン官僚社会」 |
石井紘基代議士の死を悼み、テロルを憎む
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真の改革者と呼ばれるにふさわしい石井紘基衆院議員(民主党)が、凶刃に倒れた。 無言で切りつけた、問答無用の狂信の刃に逃げることもできなかった。 まことに許せない、憎むべき犯罪というほかない。 犯人はその後自首してきたという。しかし、彼が実行犯だとしても、犯行を指揮した真の犯人は背後に隠れている可能性がある。そう考える理由は、石井代議士こそが政官業の癒着をはじめ、日本の社会に巣喰う巨悪に立ち向かった数少ない政治家の1人だったからである。 巨悪が彼を憎む余りテロルに走ったとしても、不思議でない。 私は昨年、石井代議士と「住都公団に公平な価格政策と情報公開を求める全国連合会」(松下仁会長)が主催した住民対話集会でパネルディスカッションを行ったことがある。 そのとき、石井代議士の妥協しない姿勢と公団に訴えを起こした人たちへの共感の眼差しが印象的であった。 その死を悼み、ご冥福を祈るとともに、この種の悪の根を絶やすべく健闘します。 北沢 栄 P.S. 次回「さらばニッポン官僚社会」シリーズでは、石井紘基代議士が熱心に取り組み、国会などで追及された、「官僚の究極の裏帳簿」(石井氏の言葉)である「特別会計」を10月30日(水)にアップします。 |
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