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北沢栄
『官僚利権
国民には知らされない霞が関の裏帳簿

実業之日本社■本体1000円+税

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*本書の目次

まえがき

CHAPTER1 官僚が国民にひた隠す、利権の真実

 国家財政は破綻寸前だというのに、なぜムダ遣いはなくならない?
 「やせ細る借金漬けの一般会計」VS.「潤沢な資金の特別会計」

 官僚が絶対守りたい、天下りシステムと資金源
 官僚の自己防衛の手段である「天下り」の実態
 民主党政権は、特別会計と独立行政法人にどこまでメスを入れられるか!?


CHAPTER2 事業仕分けでも表に出ない、特別会計のカラクリ

 カネだけでなく、情報も官僚が独占し、国民には知らせない仕組み
 官僚の打ち出の小槌となっている「特別会計」の不思議
 特別会計に群がる、天下りファミリー企業群
 一般会計からも巨額マネーが特別会計に流れている


CHAPTER3 特別会計が“特別”である、霞が関の常識

 なぜ特別会計が主役で、一般会計が脇役となったのか?
 特別会計の名のもとに、官僚たちはカネを溜め込んでいる
 特別会計が資金難になっても、一般会計から自由に借り入れられる不思議
 余ったカネは、すべて翌年に繰り越しできる特別会計の謎
 予定以上の収入があっても、一般会計には回さないのはなぜか!?
 省庁の特別会計を査定するはずの財務省は、見て見ぬフリの「共犯者」


CHAPTER4 消えた巨額資金〜私たちの血税が官僚のサイフに流れている


 特別会計→特殊法人・独立行政法人→公益法人という資金の流れ
 民営化されても、官製事業への巨額出資は止まらない
 なぜ、官製事業のムダ遣いはなくならないのか?
 ムダ遣いを生む、官僚の「わがモノ」意識
 多くの利権を生む特定財源という甘い蜜に政官業の関係者が群がる



CHAPTER5 事業仕分けで本当に改革ができるのか

 統廃合という行政改革では偽装改革になる恐れが大
 特別会計にメスを入れなければ、行政改革は進まない
 官僚が必死に抵抗する、特別会計改革
 事業仕分けの本当の狙いとは何か?
 一刻も早く真の改革を行わなければ日本は破綻する



CHAPTER6 民主党が血眼になって探すべき埋蔵金

 霞が関の奥深くに眠る埋蔵金を1円残らず掘り起こせ
 埋蔵金は一体、どの位あるというのか?―その1 特別会計の余剰金と積立金
 埋蔵金は一体、どの位あるというのか?―その2 特別会計の貸付金と不用額
 埋蔵金は一体、どの位あるというのか?―その3 独立行政法人の使い残し金、余剰金、政府出資金
 埋蔵金は一体、どの位あるというのか?―その4 公益法人の財産、補助金
 掘り起こした埋蔵金は国民に見える形で使う



あとがき



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