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現代公益学会編
『東日本大震災後の協同組合と公益の課題』

文眞堂■本体3200円+税


転機にたつ協同組合の課題について公益の視座から検証。本書は協同組合学と公益学の連携のもと、協同組合における参加と民主主義、共益性と公益性、社会的企業など、市民・地域を中心に据えた議論を展開します。各論として震災復興、地域再生、高齢者福祉、女性、貧困、地域医療を検討し、その成果を共有する新たな協同組合の可能性を提起します。


*主要目次

序章 協同組合と公益法人・NPO法人(小松隆二)

第I部 協同組合にとっての公益
第1章 協同組合とプラットフォーム
―参加・民主主義の再生産のために―(松岡公明)
第2章 協同組合の共益性と公益性
(北川太一)
第3章 協同組合とマルチ・ステークホルダー論
(杉本貴志)
第4章 社会的課題解決と協同組合
―イタリアとイギリスの社会的企業からの考察―(境 新一)

第II部 協同組合が取り組む現代的課題
第1章 震災復興と協同組合
(小山良太・千葉あや)
第2章 地域再生と協同組合
(小林 元)
第3章 高齢者福祉と協同組合(濱田健司)
第4章 協同組合と女性
―協同組合活動を通してエンパワメントする女性たち―(藤木千草)
第5章 貧困問題と協同組合
(志波早苗)
第6章 佐久総合病院の医療・福祉事業による地域づくり
(桑田但馬)


第III部 現代における公益
第1章 特定秘密保護法に公益性はあるか
(北沢 栄)
第2章 再生可能エネルギーと公益
(上野伸子)

あとがき
(境 新一)




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